ちくのう

ちくのう症とは?

直接は確認出来ませんが、鼻の穴の奥に副鼻腔(ふくびくう)といわれる空洞があります。

副鼻腔の内側は粘膜に覆われていますが、空洞内に雑菌が繁殖して炎症を起こしたり、ウミが溜まってしまう病気が、ちくのう症です。
ちくのう症は、通称「副鼻腔炎(ふくびうくうえん)」 言われています。
内服治療・ネブライザー治療が一般的ですが、副鼻腔に溜まったウミを洗浄して吸引することによりさらなる改善をめざす治療もおこなっております。

症状としては、鼻水が出ますが、ちくのう症になっている時に頭痛や鼻づまり、無色透明ではなく青っ鼻と呼ばれる黄色や緑の鼻汁、嗅覚障害、集中力の欠如・口臭などの症状が表れます。
レントゲンを撮ると、空洞(通常であれば空気が入っている)は黒く写り、骨のある部分は白く写ります。
そのため、正常の副鼻腔は空洞ですから本来は黒く写るはずですが、副鼻腔炎になって、粘膜が腫れてたり膿が溜まって埋まっていると、レントゲンを撮った時に白く写ります。
また、内視鏡で直接鼻の中を覗き、鼻から副鼻腔へと通じる部分を調べて副鼻腔炎かどうかを判定する場合もあります。
また、副鼻腔炎が慢性化して治りにくい場合、副鼻腔炎と紛らわしい他の病気(副鼻腔内の腫瘍など)を鑑別する必要があるときには、CT検査が必要となってきます。

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